分かれ道にて


関西のある住宅地に、

朝8時、私はいた。

ある人をお迎えに行っていたので、

その人が来るまで、

その住宅街の、ちょうど二又に分かれる道で、

車で待機していた。

右側の道は、登り坂、

左側の道は、平坦な道で、どちらかと言えば、ゆるやかな登り道だった。

朝買った珈琲を飲みながら、

初めて訪れた
その周辺の風景を見ていると、

下から、

制服の高校生が、自転車に乗って登ってきた。

元気に、友達と明るく会話しながら、

女子高生なのに、

立ちこぎで、

ぐんぐん上り坂を登っていった。

夏だったので、

白のカッターシャツで、上から3つ目くらいまで開けた

開放的な女子高生が多かった。

明るくあか抜けた高校生たちが、右側の道路を

ある者は、自転車で、

ある者は、徒歩で、元気よく

登って行った。

最近の高校生は、オシャレだなぁ・・・と思っていたら、

さっきの高校生とは別の制服の高校生が、

下からどんどん歩いてきて、

左側の道路へ進んでいく。

この別の制服の高校生は、

見た目が真面目そうだった。

夏だというのに、先程の高校生のように、

肌を露出することなく、

きっちり制服を着て、のっそりのっそり

歩いていく。

ある者は、背中に担ぐリュックが重いのか
足取り重くつらそうだった。

ある者は、友達と会話しながら、歩いていくが、
ぼそぼそとお互い笑顔はなく、業務的な会話のようにも見えた。

その左側の光景を見たあとで、

また、

右側の坂道をのぼっていく高校生を見ると、

キャッキャッと、カン高い声を響かせながら、

明るく会話しながら登っていく。

また、

左側の道路を見ると、

手に持つ小さな扇風機の風を浴びながら、

肌の露出の少ない制服で、トボトボと歩いていく高校生がいた。

また、右側を見ると、

丸刈りの男子高生たちが、日焼けした肌を露出しながら、

自転車でガンガン登っていく。

左側を見ると、

空が曇りではないか?と思うくらい、

どんよりした雰囲気で

別の高校生が歩いている。

『ここは、なんなんだ!_?』

と、ふと思った。

人生の縮図なのか?

とりあえず、気になって、

右側の高校と左側の高校を調べた。

右側の高校の偏差値が45

左側の高校の偏差値が65

(特定を防ぐため、少しだけ偏差値を改変しています)

偏差値が20も違う。

もちろん、進学先も違うわけだが、

朝から、それを発見して

うなってしまった。

なんなんだ、この分かれ道は・・・


この分かれ道、

実は、山の中腹にあって、

山の下の方では、1本道なので、

どちらの高校生も、同じ場所から登ってくる。

生まれた時は、同じで

いつの頃なのか、分かれ道に行きつき、

ある者は、今を謳歌し、今を楽しむ

ある者は、今、抑制し、今、努力
を重ねる

どちらが正しいかは、分からないが、

そこで、

大きな人生の分かれ道を歩いているに違いない。

なんか、

朝から考えさせられた出来事だった。


人は、どう生きたらいいのか

正解を知らない。

でも、

一つ言えることは、

人生は、決断の繰り返しであるということ


アメリカ

コロンビア大学の

シーナ・アイエンガー教授は、

何かをしなかった後悔は、

何かをしてしまった後悔より2倍大きいと言います。

つまり、

決断は、すべきです。

女性のあなたは、

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幸せになるための計画を一緒に練りましょう。

参考記事






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