昔、大切な人に
「いつか誰かと歩きなさい」って言われて
機会があれば、行かないと・・・と思いながら、行けなかった道
京都の東山にある 哲学の道
毎日不安で不安でたまらない生活の中、なんとか時間を見つけて行ってきた。
もう会えない大切な人を思い出しながら、ゆっくり歩いた。
雨が降るという天気予報の中、
なぜか哲学の道歩いている時は全く降らなくて、
京都を離れる頃、どしゃぶりになって・・・
ずっとそばにいてくれてたのかなって、そんな風に思うと
また、涙があふれてきます。
今回は、南禅寺から銀閣寺まで北上コースから歩きはじめました。
南禅寺
大きすぎて、門すら見えません。
写真には写ってませんが、南禅寺自体広すぎて全部回ろうなんて思うと
日が暮れてしまいます。
とにかくおごそかで雄大です。
南禅寺を出ると北側に看板がありました。この看板にそって歩くと、
男子校の東山高校がありました。
東山高校の生徒が、鬼の形相で走ってます!
東山高校かなり歴史ある高校らしいです。
人力車のお兄さんに誘われたので、生まれて初めて乗ってみました。
ただ、走るだけなく、いろいろ説明しながら歩いてくれるので、
助かりました。
途中のお寺なんですが、
白壁に5段の段差があるのが分かりますか?
この線があるのは、格式高いお寺らしいです。
美味しくて有名なうどん屋らしいです。
食べてないので、味は分かりませんが、待ち人がいました。
もみじ、通常、5枚葉らしいのですが、7枚葉がたまにあり、それを見つけると
幸せになれるらしいです。
通常三つ葉のクローバー に、たまに四つ葉のクローバーがあるのと
同じらしいです。
南禅寺から銀閣寺(慈照寺)まで30分くらいかけて移動しました。
帰りは、いよいよ哲学の道です。
ただ、川沿いを歩くだけなのですが、
味わって歩くと、ほんと時の流れを忘れさせてくれる静かないい道です。
くまさんが、釣りをしてました!
鴨でしょうか・・・泳いでいます。
つがいでしょうか・・・カップルで何やらえさを・・・
鯉もたくさんいました。
写真では、撮れなかったですが、ウグイスもいるようで、
声が聞こえます。
蛍もいるようです。
6月か7月来たら綺麗なのかもしれないですね!
上を見上げると、食べられる実もなってました!
もちろん、怖くて食べてませんが・・・
京都1週トレイルについては、下記をご覧ください。
↓
京都市産業観光局
哲学の道と名づけられた由来が書かれています。
詩がすごく良くて感動しました。
人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり
なんか、大切な人が言ってる気がして
また、泣けてきました。
2人で、山をよく一緒に歩いて
いろんな話をしてくれたこと思い出して・・・
人生で困ったことあった時、
何も言わず、僕が話し出すのを待ってくれていて
ほんとに優しい人でした。
鴨が手で触れられる位置にいました。
どうやって川から上がってきたのか不思議です。
何もないから、いいのかもしれないです。
日本の道100選なんてあったんですね!
道の最後にあった木が印象的でした。
水が欲しいのか
根が川へものすごく伸びてます。
生きるために必死な姿を見て、生命の力強さを感じ、
俺も負けてたまるか!って思いました。
途中のベンチで一休みしたんですが、
横にいた気がします。
ありがとう、ついてきてくれて。
俺は俺で、何が何でも頑張るから。