横浜への旅7 横浜市立博物館にて・その2

新国劇が、復活をかけて「次のスター」に緒形拳を選んで

歩み始めた頃、

時代は、舞台から映画へと変化していった。

緒形拳は、申し訳ないと思いつつ、

新国劇を退団して、

映画・テレビへと軸足を移した。

ちなみに、緒形拳の妻は、新国劇で女優をしていた。

企画展では、

緒形拳が産まれてから、死ぬまでの軌跡を丹念に追って、

その時々の思い出の物を展示してあった。

3時間近くかけて、それを見て、

いくつか、展示の間違いを発見。

説明標識と展示品が間違っていたりした。

誰も指摘しないのが不思議でしょうがない。

たぶん、そこまで真剣に見てないんだろうなと思う。

東海大学の馬場弘臣教授が監修してるのだが、

展示に、エピソードが少なかった点は残念だった。

私が、本や雑誌で見つけたエピソードはこうだ。

大物役者の萬屋錦之介が、映画「火宅の人」を観て

後輩の緒形拳に対し、

「いい芝居だったね」

と言ったそうで、

緒形拳は、

初めて褒められて

涙がでるほど、うれしかったと後日、語っていた。

また、別の機会では、

「もうパンツをはかない」という名言で有名な

大物俳優 勝新太郎 が

テレビ出演が増え、映画出演が減った緒形拳に対し、

「寄り道しちゃいけないよ」

と諭すように話したところ、

緒形拳は、

「先生、私、最近、家を買いまして、
お金が必要で・・・」



返事した

というエピソードが紹介されていた。

スターらしからぬエピソードに、思わず笑みがこぼれてしまったのを

覚えている。

また、

辰巳柳太郎を書いた本の中で、

新国劇のスター辰巳柳太郎が、病院で死を間近にした時、

緒形拳が、病院に駆けつけ、

「先生、緒形です!お忘れですか?」



辰巳に話しかけたところ、

辰巳が、目を見開き、

「忘れるもんか」と怒った。

というエピソードが書いてあった。

そんな数々のエピソードが聞けるかと思って、

馬場教授の講演会を聞いたが、

先生の話が、大学の先生らしい単調なトークで

さらに

早朝からの大移動が災いし、

1時間半の講演のうち、

1時間ほど、爆睡してしまった。

同じ内容なら、私でも話せるし、

私に任せてもらえたら、もっと面白く話せるのになぁ・・・と思った。

サラリーマン先生は、どうしてもこうなってしまうかもしれない。

ただ、レジュメは、内容が濃かったので、

今後、暇な時に、何回か見返そうとも思う。

その眠くなった授業が終わったあと、

横浜市歴史博物館の常設展に足を運んだ。

地元の小学生が来るほど、有名で大きな展示広場で、

横浜の歴史や、出土した土器などが展示してあった。

展示広場に入ると、

時計回りに歩くように指示する看板があった。

その通り、歩いていくと、

原始時代から近現代までの横浜の歴史が書いてあった。

企画展の緒形拳の方は、人がたくさんいたが、

こちらの常設展は、誰もおらず、

私だけの、貸し切り状態であった。

静かに眺めてあると、年輩の男性が近づいてきて

話しかけてきた。

話を聞くと、展示物を解説するボランティアの男性だという。

一人で見て回るより、

話を聞いた方が頭の中に入りやすいので、

是非是非おねがいします!ということになった。

この男性が、本当に面白い人で、

歯に衣着せぬ物言いで、関西人として共感できる部分があった。

横浜市立博物館でボランティアする前は、

横浜の有名な庭園「三溪園」

さんけいえん

で、ボランティアされてたそうで、

ボランティアの神様みたいな人だった。

三溪園は、時間があればぜひ行きたかったのだが、

今回は、そこまで時間が無かったので、行けなかった。

横浜という街は、港町で、

関西の神戸と似てる部分がおおい。

平地が少なく、山が多く、山すその道路をつないで、町と町をつないでいた。

人口が多くなるにつれ、山を切り開き、

大きな街を形成していった歴史が展示されていた。

横浜市博物館自体、山の崖に建っていて、エレベーターで最上階に上ると、

古代の遺跡をみることができるそうだ。

ぜひ、最上階まで登って

古代遺跡跡を見ていって

と言われたが、

雨が降っていたので、野ざらしの遺跡を見るには、元気が足りない


今回は遠慮した。

ボランティアの方の話によると、

開発によって、発見された遺跡がたくさんあって、

開発は、自然破壊だとか批判する人がいるが、

開発によって、発見された遺跡があるので、

開発が、一概に、「悪」だとするのは、おかしいと

話しておられた。

それには、大賛成で、おおいに共感する。

たしかに、開発行為が、ダメな場合もあるかもしれないが、

開発によって、良くなった部分もあるので、

俯瞰的な視点で見るべきと思う。

このボランティアの人の話の方が、

東海大学の先生の話より、面白いなぁと思った。

ボランティアの人も、私を気に入ってくれたのか、

親切に教えてくれた。

うちの親父が、話し上手になるより、聞き上手になる方が、人に好かれやすい

と言っていたのは、

生きていくすべを教えてくれた気がする。

自分が父親になって、

息子に何を教えるかを考えたとき、

お金や、高価の品物なんかよりも、

こうして、本が教えてくれないアドバイスをくれたことが

今でも心に残ってる。

つづく





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