冷蔵庫廃棄 続編


~大阪で家電を捨てる~



実家と行きつけの喫茶店

2軒で

なぜか同じ時に

冷蔵庫がつぶれたと大騒ぎしてた時、

ふと、

自分の倉庫にある大型冷蔵庫の存在が気になった。


参考URL

http://blog.livedoor.jp/altimathure/archives/9466156.html


高校の時、一人暮らしするときに、

要らないと言ってるのに、

なぜか、無理に押し付けられた大型冷蔵庫で、

完全にひとり暮らしサイズの冷蔵庫では無かった。


おそらく、

独立する息子に、古い冷蔵庫を押し付け

自分たちは、新しい冷蔵庫を買おうという算段だったに違いない。


大型冷蔵庫を押し付けられた私であったが、


20代は、家でご飯を作る時間がなかったので、

ただ、

通電しておいてあるだけの存在だった。

30代の時は、倉庫に移動して保管されていたので、

通電すらされていない存在だった。

それが、


この夏の冷蔵庫騒動で、

「その忘れられていた大型冷蔵庫を

つぶれていないか、

確認もこめて、使ってみよう!!」

という気持ちになった。


倉庫から取り出して、


通電して、


買ってきたペットボトルを入れてみたものの、

冷たい風はくるのに安心した。

ただ、次の日の夕方、もう1度開けると、

冷たい風はそのままだが、

なんか

冷えてない気がする。

おかしいなぁ・・・と疑問を抱いた。

行きつけの飲食店のおばちゃんが言ってた言葉を思い出し、

「冷蔵庫は、はじめに冷凍庫が壊れるねんで!」


なるほど。。。

試しに、冷凍庫にペットボトルの水を入れてみたら、

丸1日経っても、凍らない

あぁ・・・


これは、壊れたな!



御臨終を確認。


いったい、この冷蔵庫いつから使っていたんだろ!?


三菱 冷蔵庫

MR-254VS

と型番が書いてるので、

ネットで検索してみるが

本当に古すぎて

何もでて来ない。

三菱電機のホームページですら

検索結果に出てこないので、

メーカーの三菱電機ですら、

まさか、

この冷蔵庫が、

いまだに残存してるとは、思っていないだろう。


実は、3年前に半年ほど、使っていたので、

ついこの間まで

現役だった。


型番シールをさがしたら、

卵を置くところの下に貼ってあるのを発見。


なんと、1985年製。


やばい。。。


2019年にやっとつぶれたから、


34年もの月日が流れている。


漫画こち亀で、三菱グループの製品の頑丈度を力説してある部分があるが、

それを実証したともいえよう。

そういえば、

先日、

大阪市内で

三菱の デボネア という古い車が走ってるのを

見たので、

余計にそう思うかもしれない。


それはそうと、


人でもモノでも

死んだとなると

思い出に浸る時間も、生きてる私たちには、少ない。

泣いてる時間も惜しいくらい

現代社会は、何かと忙しいので、

さっさと、死んだ冷蔵庫を処分することにした。


郵便局で、家電リサイクル券を購入した。

家電リサイクル券買うのに、

メーカー名

冷蔵庫の容量(170リットルより上か下か)

の2点の情報が必要で、

それで、

型番シールをさがしていたという理由もある。

250リットルで

かなりでかい。

だいたい4000円くらいがリサイクル券の料金。

これに運んでもらうなら、

運賃がいる。

市内の運搬許可業者に電話して聞くと、

業者によって値段は違うのだろうが、

A社は、マンションでエレベーターあり、玄関先まで出して、5000円。


同じ条件で

B社 8000円。


言い値なんだな・・・と思いながら、

自分で運ぶことにした。

自分で運べば、0円。


無料で借りてきたトラックに乗せて、

今回は、大阪南港の新栄運輸という引き取り先を目指した。


そこに電話すると、

日中、電気屋の業者も来てるから、待ち時間かなりある場合があります!


なんて言う。


要は、

大阪の街の電気屋が引き取った電気製品をまとめて持ってくるから、

その受付で時間かかるから、

パッと置いてパッと帰るは、無理やで!

という話。


空いてる時間とかあるの!?


と聞いても


分からない!


の1点張り。しょうがないから、朝ゆっくりしてから向かった。


新栄運輸に行くのは2回目。


前回は、古い洗濯機を捨てた


参考ブログ

http://blog.livedoor.jp/altimathure/archives/9263095.html 


あの時は、16時半くらいに行ったら、


誰も待ってなくて、

すぐ受付してくれたのだが、


どうやら、あの時が、待たなくてもいい珍しい時間帯だったのかもしれない。


今回は、朝の11時に着いたのだが、

車が4台くらい

前に停まっていて

受付を待ってるようだった。


マツヤデンキの軽トラが、車パンパンに廃棄家電を積んでて、

これが、いわゆる’’業者’’という奴なんだな・・・と理解した。


新しい家電売って運んで、

古い家電を持ち帰ってくる

そんな電気屋が、ここに集結するようだ。


リサイクル券の貼る場所が分からなかったが、

他の車の2台や、

現場の廃棄家電を見て分かった。


どうやら、

家電と向かい合って立ち、

家電の右側の上部に、リサイクル券を貼るのがセオリーらしい。


しかも、


何枚も綴りになってるが、

一番底の紙だけ貼っておいて、あとは、係員に渡さないといけないらしい。


残りの紙に、

ハンコを押して返してくれる。


係員のおじさんが、


「ツイッターで、底の紙だけ貼る!とつぶやいて、宣伝しといて!」


なんて言う。


みんな、やり方がわからないから、

いちいち教えないといけないのだろう。

しかも、業者じゃない限り、


何回も来ないので、


やり方も分からないので、

一般人は、みんな初心者の状態でくるから、


係員のおじさんは、いちいち教えないといけないから

わずらわしいことこの上ない


こんな感じに間違いないだろう。



フォークリフトに、廃棄する冷蔵庫を渡して、

ハンコを押してもらった書類を受け取ったら、


やっと、すべての作業が終わるわけだが、


ふと、

さみしいのは、なぜだろう。。。


人が死んだときも、


当事者は、あれだこれだと

大騒ぎして、バタバタして、本当に悲しむ時間なんか無いくらい

忙しいのだが、


それも、ひと段落すると、

安心するのか

疲れがどっとあふれ出る。


今年も、もうあと少しだが、


捨てる!


という年間目標を達成できるように

頑張りたい。





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